国立文楽劇場。
今日は人生二度目の文楽鑑賞に行ってきました。
感想はまた後日なのですが(ちょっとお疲れモード)、折角なので劇場の写真を少し。
多分文楽メインの劇場なんて他にあまりないと思うので。
「上演中の録画・録音・写真撮影等は固くお断り申し上げます」のアナウンスを聞いた時に、
「じゃあ、上演中じゃなければいいのか?」と思ったんですよね。
実際、係の人に聞いてみたらOKでした。
感想はまた後日なのですが(ちょっとお疲れモード)、折角なので劇場の写真を少し。
多分文楽メインの劇場なんて他にあまりないと思うので。
「上演中の録画・録音・写真撮影等は固くお断り申し上げます」のアナウンスを聞いた時に、
「じゃあ、上演中じゃなければいいのか?」と思ったんですよね。
実際、係の人に聞いてみたらOKでした。
建物自体については以前少し書きましたが、1984年に4番目の国立劇場として建てられました。
設計は黒川紀章で第2回公共建築賞最優秀賞受賞作品。
近鉄・地下鉄の日本橋駅から東にすぐのところにあります。
この立地は、劇場の大阪誘致に尽力したのが佐伯勇だというのと関係してるんでしょうか。
↑劇場ロビーに立つ佐伯勇像。
近鉄の元経営者で、1958年に文楽協会を設立し理事長となっております。
個人的には「阪急といえば小林一三、近鉄といえば佐伯勇」なんですが、
それって関西ローカルな話なんですかねえ。
で、劇場内はこんな感じ。
やっぱ、この定式幕を見るとワクワクしません?
正月公演とあって、舞台の上の方には「にらみ鯛」の作り物と、干支を書いた凧が。
(「戊子」の文字を見て、一瞬「今年って戌年だっけ」と思ってしまったのはナイショだ。)
なんでもこの「にらみ鯛」は、かつて上方の各劇場で正月に飾られていた縁起物で、
戦後長く廃れていたものを、国立文楽劇場が開業翌年の1985年の正月に復活させたのだとか。
(出典はこちらです。)
舞台は結構奥行きがあります。
やっぱ、この定式幕を見るとワクワクしません?
正月公演とあって、舞台の上の方には「にらみ鯛」の作り物と、干支を書いた凧が。
(「戊子」の文字を見て、一瞬「今年って戌年だっけ」と思ってしまったのはナイショだ。)
なんでもこの「にらみ鯛」は、かつて上方の各劇場で正月に飾られていた縁起物で、
戦後長く廃れていたものを、国立文楽劇場が開業翌年の1985年の正月に復活させたのだとか。
(出典はこちらです。)
舞台は結構奥行きがあります。
さて、舞台に向かって右手に見えているのが「出語り床」です。
出語り床には太夫さん(語り)と三味線さんが座ります。
真ん中に金張りのようになっている部分がありますが、太夫・三味線が一人ずつの場合は、
この部分が床ごと円形にクルリと回転して、演者が登場するんですね。
まあ、あの、ほら、ドリフのコントでもそういう舞台装置があったでしょ。
出語り床には太夫さん(語り)と三味線さんが座ります。
真ん中に金張りのようになっている部分がありますが、太夫・三味線が一人ずつの場合は、
この部分が床ごと円形にクルリと回転して、演者が登場するんですね。
まあ、あの、ほら、ドリフのコントでもそういう舞台装置があったでしょ。