白峯宮&天皇寺高照院(四国縦断弾丸ツアー・その3)。

忘れた頃に、四国旅行のレポの続きを。
まだあれから2ヶ月経ってませんが、ずいぶん昔のことに感じるなあ…。

お昼に讃岐うどんで腹ごしらえをして、向かった先は白峰宮天皇寺高照院
この2つの寺社は、「並んで立っている」というより「同じ敷地内に併設されてる」というのが正解。
要するに、もともとは典型的な神仏習合の施設だったということなんでしょうね。

白峰宮
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社伝では、1164年(長寛2)に崇徳院が死去した際、亡骸をここの清水に浸すと神光が輝いたので、
二条天皇の命令で造営された、とされています。
けったいな形の鳥居が面白いです。

天皇寺高照院
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もともと日本武尊ゆかりの「八十場の霊水」と呼ばれる泉が近くにありまして、
崇徳院の亡骸を浸すのに使った泉です)
空海がその霊泉を訪れて建てた摩尼珠院妙成就寺がもとだ、と伝えられています。
で、「天皇院」の天皇はもちろん崇徳院のことで、
白峰宮が建てられると「天皇寺」と呼ばれるようになった、と。
んで、妙成就寺は四国八十八箇所の七十九番札所とされたのですが、
明治の神仏分離令によって廃寺とされたので、末寺の高照院が移転してきて札所を引き継ぎ、今に至る。

えー、『水曜どうでしょう』のファンの方ならおわかりかと思いますが、
「四国八十八ヵ所Ⅱ」で例の怪奇現象が起こったお寺ですね。
いやー、前から行きたかったんですよ。心願成就(笑)。

というわけで、これにて坂出市内の史跡巡りは終了~。
レンタサイクルを返却し、次の目的地・丸亀市へGO!