豊楽寺(四国縦断弾丸ツアー・その7)。

遅々としてなかなか進まない四国のレポですが、まあ別にいいんです。

前回は阿波池田で時間つぶしをした話まで書きましたが、
そこからは高徳線に乗ってごとごとと山の中を進みます。
祖谷渓の眺めを見ながら走ったり、スイッチバックがあったりと、ひなびたローカル線の旅。
各駅停車に乗ること49分、大田口という駅に着きまして、目指すは豊楽寺薬師堂です。

駅からの眺めはこれなのですが、目的地がどこなのかは見ていてもさっぱりわかりません(笑)。
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とりあえず、駅を出て左手に進むと橋があるのですが
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見た目あんまし高そうに見えないんですけどね。
のぞき込むとこんな感じ。
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実は断崖絶壁の上…。
おまけにこれ、橋の欄干がけっこう低いんですよ。
怖かったからあまり身を乗り出さずに撮りました(笑)。

で、やっぱりここから山をどんどん登ります。
こういう道です。
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ちょっと登って下を見るとこんな感じ。
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おー、絶景だね。
当ブログではしばしば登場するような景色ですが(笑)。
そしてどんどんエスカレートする山道度と絶景度…。

おらっ!
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で、歩くことおよそ20分、目指す豊楽寺薬師堂に到着です。
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なぜか鳥居。

・豊楽寺薬師堂
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寺伝によると、豊楽寺は724年(神亀元)に聖武天皇の勅願所として
行基によって開創されたとされています。
本尊が薬師如来、脇侍が阿弥陀如来・釈迦如来で(って、書いてて良くわかんない取り合わせだな…)、
釈迦如来像の胎内に仁平元年(1151)の銘があることから、薬師堂も同年の建立と考えられています。
これが正しいとすると、四国では現存最古の建造物ということになります。で、国宝指定。

屋根は杮葺で、反りが非常にきれいなフォルムでした。
というわけで、最後に屋根がよく見える背面からのショットを。
…って、あああ、容量オーバーで入らないっ。なんて本末転倒な(苦笑)。
というわけで、こちらはまた後ほど。