フィギュア・エキシビション(その1)。

いや、ほんとは録画しといて明日ちょちょっと見るつもりだったんですけどね。
明日は学会もあるし。
でも、この時間まで仕事してたら、誘惑に負けてついついテレビをつけてしまいました。
したら、ちょうど荒川さんの途中から。
ああ、何度見てもいいプロだなあ、これ。
今年は絶対プリンスのアイスワールドも見に行きます(笑)。

でも、さらに感動したのはここから。
まず、トットミアニナ&マリニン。
もうね、素晴らしかったです。
まず、最初のプロが「メロドラマ」。
何なんですかね、この厳しさというか、凛とした雰囲気は。
この二人の演技って、いい意味で「遊び」がないんですよね。隙がないというか。
昔はそういうところがちょっとつまんないなあと思ってたんですが、
それを突き詰めるとこういう世界に行き着くのかって思いました。
やっぱ何事も極めるって大事なんですね。
今まで過小評価しててごめんなさいって感じでした。
(ただし、リアルでこんなに張り詰めた恋愛というのは、息が詰まるかもしれない 苦笑)

で、アンコールではバイオリニストのエドウィンマートンが登場し、
なんと生演奏による「ロミオとジュリエット」。
ああ、ええ曲や…。これが生演奏で演じられるのね…。
もうね、見ててめちゃめちゃ感動しました。
それ以上は言葉で表現できません。ぜひご自身で体感して下さい。

そしてオオトリでプルシェンコ登場。
最初のプロは、こちらも生演奏つき「トスカ」。
すごい、すごいよ…。
ああ、もうなんて言ったらいいんですかね、これ。言葉にならない感嘆。
この人のステップ見てると、踊ることはこの人の生命そのものなのかなと思います。

でもって、アンコールがパバロッティの「カルーソ」。
これがまた良かった。久々に見ましたよ、超絶技巧ではないプルシェンコ
こういう演技だって出来るんですよね、彼。
その上で、でもあのステップを踏まずにはおれないんでしょう、きっと(笑)。
そう僕は思ってます。

そしてグランドフィナーレでは、最後に登場していきなり3A+3T+3Loのぶちかまし(笑)。
ここへ来て、本戦で誰一人やらなかったことをやっちゃいますかね、この人は。

来週は、荒川さんもトットミアニナ&マリニンもプルシェンコも生で見られるんだよな~。
ああ、なんてシアワセ…。

なんだか感情過多な文章ですいませんね(苦笑)。