丸善変じてジャンカラとなる。

明日は午前中から学会だってのに、更新なんかしててもいいのかな…まあいいか。
今日は研究会のあと、友人(というか、相棒という表現がしっくりくる)と久しぶりに先斗町で晩ご飯。
で、ひとしきりあれやこれやと近況を話したあと、いっちょ歌うか!ということでカラオケにGO。
(またかい!というツッコミはまあそれはそれとして)

どこに行くかなあと考えて、河原町を下っていたら、かつての丸善の前にやってきました。
梶井基次郎の『檸檬』で有名な丸善の京都店ですが、去年の秋で閉店になったのは周知の通り。
で、結局丸善のあったビルは何になったかというと、結局ジャンカラジャンボカラオケ広場)になりました。
でも、ただのジャンカラじゃないらしいっすよ!「スーパージャンカラ」らしいっすよ!(失笑)
えーっと、なんちゅうか、一応内装は一般のジャンカラよりは確かにキレイでしたね。
雰囲気は、カラオケとボーリング場とパチンコを足して3で割った感じ。
あと、女性専用フロアとプレミアムなるものがありました。
プレミアムは、写真で見る限り、なんちゅうか「これはカラオケパブかい?」と言いたくなるような内装。
正直、わざわざ使う気はさらさらしませんねえ…。

昔からの映画館もどんどん潰れていくし、河原町界隈もどんどん変わっていくのだなあ…。
書店機能だけで言えば、BALにジュンク堂が新しく入ったことで、十分補完されてはいるのですが。

ちなみに、実際に基次郎青年が檸檬を置き逃げした丸善は、
河原町蛸薬師に移転する前の、三条麩屋町の店舗です。
ついでに言うと、基次郎青年がその檸檬を買った果物屋さんは今も二条寺町にあります。