極ローカルな大学ネタ二題。

ごくごくローカルなニュースを2つ。

みずほ銀行百万遍支店、出町支店と統合
うちの大学に最も近い銀行として親しまれてきたみずほ銀行百万遍支店ですが、
9月19日付で出町支店と統合されてなくなってしまいました。
学生が普通預金を下ろす分には、ATMがローソンの南側に新しく設置されるのでまあいいのですが、
(ほんまローカルな説明ですいませんね…)
大学の研究室の口座とかをみずほで作ってたとこもきっと多いと思うので、
そういうところはかなり不便になるんじゃないですかねえ。
あと、個人でも口座の支店番号が変更になるので、振込み&引き落としの変更が結構厄介なはず。

たしか、もともと百万遍支店は合併前は第一勧銀で、出町支店が富士銀行だったんですよね。
こんな近距離で支店がダブってたら効率が悪いこと極まりないので、
そのうちどっちかがなくなるんだろうなあとは思っていましたが、
どうやらみずほは、うちの大学と出町商店街の顧客を天秤にかけて、出町商店街を取った、と。
(↑ほんまかどうかは知りませんよ。単なる憶測。)
「経営効率」というもののために合併した以上、当然の帰結なわけで、
郵政民営化にしたところで、どうせそのうち不採算局はなくなっていくでしょう。
あの時民営化に賛成した人たちって、現在の郵便局網が維持されるなんて本気で信じてるんですかね。
(というか、あの件に関しては、「現在の郵便局が維持する」なんていう答弁があほうで、
 「局員が直接出向くようにサービスの形態を変えて、わざわざ郵便局まで来ていただくような
  手間をお客様にはかけないようにします」というのが正解なのだとは思いますが。)

いやー、でもなあ、実際うちの大学の口座を持ってるとこがみんなして
「支店なくしたら口座を他行に移しちゃうよ」とか言ったら、
かなりの圧力になったんちゃうかとは思うんですよね。
が、それよりも、支店がなくなるときはのほほんとしてて、
いざなくなってから、支店に行く用事ができたときに、
「めんどくそうてかなわんわ」とか言ってる方が、
うちの大学のカラーにあってるような気はする(笑)。

・『綴葉』創刊250号を迎える
『綴葉』というのは、うちの大学生協が出している無料の書評誌です。
編集・執筆は普通のうちの学生・院生がやっているのですが、
これがまたハンパじゃない力の入り具合で、読み応えがあってなかなか面白い。
(コンテンツはHPからも読めます。)
だいたい大学の講義がある期間に毎月発行されるので(よくずれるけど)、
出たときにはこれを読みながら昼ごはんを食べるような感じのことが多いですね。
で、その『綴葉』が、今回めでたく250号を迎えました。パチパチパチ。
楽しみにしてますんで、これからも頑張って下さい。
ちなみにうちの大学生協では、『らいふすてーじ』という、
こちらも学生編集による生活情報誌がございまして、これがまたなかなか面白い。
こちらは講義がある期間の月あたまに発行なので、月初めにはいつも用事がなくても生協に行ってます。

なんというか、うちの大学って、
どこかこういう「突き抜けたアマチュアリズム」が一つの特色だと思うんですよ。
わかりやすく「ぶっ飛んだオタク精神」と言い換えてもいいかとは思いますが(笑)。
有名どころでは、最近はそこまでの迫力がなくなってきたみたいですけど、
学業そっちのけでひたすら楽器を演奏していることで定評(?)のある学生オーケストラとか。
あと、考古研なんかは、大学での専門は全然違う人が、学会報告までやっちゃうような世界ですしね。

これって多分、よく言われる「自由の学風」と表裏一体なんだと思います。
単に自由なのではなく、自分でやりたいことがあるのだ、という点で。
まあ人によっては、それがテレビゲームだったりギャンブルだったりするわけですが、
そこはまあそれはそれ、強制の結果ではなく自由選択の結果だからこそ、
一方ですごい業績を残すような人も出てくるわけで。
ホームランを狙うためには、三振を恐れていてはいけない、ということではないでしょうか(笑)。

以上、ローカルニュースでした。