Bセット@MADOI。

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今日はたまたまお昼を大学に来てから食べる機会があって、
普段だと、生協の食堂か、大学の前で軒を連ねているスタンドでお弁当を食べるんですが、
久しぶりに「学生街の定食」的なものが食べたいなーと思ったので、
百万遍の角を南東に少し入ったところにある「MADOI」へ。

1時を回っていて、ランチの日替わりがもう売り切れていたので、写真はBセットです。
海の幸のコロッケ・チキンカレー煮・ビーフカツのセットで700円。
+200円でコーヒーが付きます。
もう下手したら10年ぶりぐらいじゃないかなーと思うんですが、変わりないところがありがたいです。

なかなかのお味のものを、結構なボリュームで、お安く食べられる、
というのが「学生街の定食」の要諦だと思うのですが、
そういうお店はここ数年でめっきり減りました。
要因としては、①工学部の桂移転、②学生の経済状況の悪化、③後継者難の3点なんでしょうね。

①はうちの大学にかぎらず、理系学部を郊外の大規模キャンパスに移した大学に共通する要因で、
理系の学生がいないと、長期休みに実験で大学に出てくる学生がいなくなるんです。
②は、もちろん学生が外食しなくなるのと、あとは自宅生が増えると、やっぱり外食は減ります。
最近は生協食堂ですら、利用者が激減しているそうですから。
③は、もともと「後継ぎ」というシステムが壊れている上に、??のような悪条件が重なると、
店の主人が高齢の場合、まあ「引退して店を閉めるか」という話になるでしょう。

というわけで、京大近辺も、最近すっかり「普通の街」の風情です。
僕が入学した15年前は、ファーストフードのお店なんてありませんでしたからねー。
(確かマクドがはじめてできたのが3回生の時だったはず)
まわりの学生街も含めての「大学の雰囲気」だと思うので、そこは寂しい限りです。