富士は雨に祟られて。

道路不通だのスタンド席払い戻しだのいろいろあった富士スピードウェイでのF1日本GPでしたが、
レースも予選・決勝ともにヘビーウェットコンディションで大荒れに。
31年前も大雨で、ドイツでの事故で大やけどを負ったニキ・ラウダが、
チャンピオン獲得の可能性を残していたにもかかわらず、
「こんな状況でレースやってられっか!」ってボイコットしたんですよね。
で、翌年が死亡事故発生で30年のブランクに。
…なんかやっぱ縁起の良くないサーキットなんじゃない?

展開的には、「最初から最後までベッテルが引っ掻き回した」レースということになりました。
これ、評価下げちゃうんだろなあ。
一時はトップ走行までしたのに、昨年度チャンピオンに接触し、
挙句兄貴分のチームのマシンを巻き添えにリタイヤ。
天国と地獄とはこのことか。

ライコネンは3位でギリギリ踏みとどまりましたが、がけっぷちの17ポイント差、
アロンソはリタイヤで12ポイント差。
残り2レースでハミルトンの優勝マジック3が点灯、という状況です。
次の中国GPで決まるか!?