『ワールド・フィギュアスケート』31。

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今日はMOIの会場で買った『WFS』の話を。
普段は五輪&世界選手権のあとの号しか買ってないので、最初は買うつもりなんてなかったんですが、

長野オリンピック10周年スペシャ
・エルヴィス・ストイコは今

の2本の記事に釣られてついつい買ってしまいました。
商売うまいな、新書館(笑)。

長野の記事の方は、内容はともかく、写真は感涙もの。
「わっかいな~」と思うのは本田くんと荒川さん。二人ともまだ高校生だったんだもんね。
対照的に「変わらんなあ~」と思うのはアニシナ姐さん。なんなんだこの貫禄は(笑)。

で、「エルヴィス・ストイコは今」ですよ。
こちらの内容は実に素晴らしい。
特に、長野五輪でのスコット・ハミルトンとの会話のくだりは必見です。
他にも、10年以上も4回転ジャンプを跳び続けることの過酷さとか。
で、彼の近況ですが、まず一つは「カンフーの先生」だそうです。
2005年WKA(ワールド・カンフー・アソシエーション?)世界選手権銀メダル…ってすごいじゃん!
10歳で空手をはじめて、16歳で黒帯を取ったのだとか。
なるほど、道理であのメキメキとした力強い動きな訳だ。
カンフーやってる彼の写真は、実に楽しそうで、そしてカッコよかったです。
そしてもう一つが「歌手」!
すでにCDデビューを果たし、ソロアルバムの録音も終わっているのだとか。
声は父親譲りの甘いハイトーン。聞きて~!

他のインタビューでは、ライサチェックとカー姉弟のが良かったです。
ライサチェックは足が長すぎるのでアクセルが嫌い、サルコーも嫌い、ルッツ・フリップが好き、なんだとか。
当たり前の話ですけど、難度と得手不得手は一致しないもんなんだなあ、と。
カー姉弟で印象に残ったのは、「誰もが世界チャンピオンになれるわけじゃない。
それよりも、私たちにとって重要なのは、みなさんにずっと覚えていてもらえるようなプログラムを
披露することです。」という発言。
確かに、フィギュアスケートは採点競技である一方で、競技性とは別の要素もあるわけで、
他のスポーツ以上に「結果が全てではない」ということですよね。

買うたびにいつも「お値段がねえ…」と思ってしまいますが、
でもこの紙質でこれだけカラー写真が掲載されているんですから、やっぱりお買い得でしょう。
今回は特にエリック・ボンパール・トロフィーのエキシの写真が強烈でした。
なんせ面子が濃いから…。

あと、いつも「なんじゃこりゃ」と思わされるのが、背表紙の写真。
今回のガチンスキーの写真はまるっきり『恐怖新聞』の世界です(いや、マジで)。