自由惑星同盟国歌。

以前にも書いたとおり、現在CSではOVA版『銀河英雄伝説』が放送されています。
放送が年末から始まって、そろそろ半年が経過。
全110話のうち、こないだの日曜日で第88話「辺境にて」まで進んでいます。
OVAで言えば第4期に入ったところ、原作で言えば9巻の頭ですね。
ということはつまり、先週の日曜日、6月1日が
「ごめん、フレデリカ。ごめん、ユリアン。ごめん、みんな。」
ヤン・ウェンリーは死んだ!耳をふさぐな!ヤン提督は死んだ!」
のお話だったわけです。
まるで計ったかのように、作中のヤン・ウェンリーの命日が放送日…。

で、こないだの日曜日に、「OVA版で」いちばん好きな回が放送されました。
それは、第86話「八月の新政府」。
なぜOVA版という限定が付いているかというと、原作にはないOVAゆえの特別なシーンがあるから。

それは、この回のラストで、フレデリカがイゼルローン共和政府の樹立を宣言したあとの場面。
ここで自由惑星同盟の国歌が合唱されるんですが、これがとってもステキなんです。
曲自体も良いと思うのですが、それだけではなくて、
ここまでかなり長い物語が進んできて、ヤンが死んでしまって、
でも残された人たちがこれからも頑張るぜ!という場面でこの曲が流れると、
なんとも言えずグッと来るものがあります。

きっとそう思うのは僕だけではなくて、
自由惑星同盟国歌」で検索をかけると、結構な数がヒットするんですよね。
歌詞をアップしている人がいるかと思えば、Youtubeには動画がアップされているという具合。
ちなみに、「Liberty stands for freedom~♪」という歌いだしで始まる歌ですが、
libertyとfreedomってどう違うんでしょうね…?
家にあった英英辞典で引いてみても良くわからず。ふむう。

放送も残すところ22話、回数で言えば6回となりました。
さびしいなあ。登場人物がバタバタ死んでいくのもさびしいなあ(苦笑)。
でもまあ、「オベをマウントポジションでどつき倒すビッちゃん」とか
「アイゼナッハの『チェックメイト』」とか
(↑OVAではご丁寧にビッちゃんの「あいつ口が利けたのか!?」というツッコミ付き 笑)
ヒルダのシャワーシーン」とか(←やっぱこれって視聴者サービスなのか?)、
まだまだいろいろ楽しみです。