大学間交流。

先日書いた歴史学入門講座の、実行委員会の打ち上げを今週にやったのですが、
その後、委員の何人かから個人的にお礼のメールをいただきました。
素直にうれしかったです。こういうのの委員て、
ともすれば「先輩に仕事をさせられてる」っていう意識になりがちですから。
委員自身が楽しめたのだとすれば、それ自体がとっても意義のあることだと思うのです。
(ちなみに、委員のほとんどは、いろんな大学の修士1・2回生)

ちょうど私が大学院に進んだ頃は、中世史は大学間交流冬の時代で、
他大学の知り合いなんかさっぱりいね~よ、っていう雰囲気でした。
各自が各自で研究に取り組んで、それなりに成果は出てるけど、それぞれの研究が内向きな感じで。
関西(日本史研)と関東(歴研)の交流も、ちょうどこの頃から途絶えがち。
(※あくまで印象論。きっと研究会とか公的な形じゃなくても、つながりはあったんだと思います)
で、最近ようやっと、これじゃまずいんじゃない?という機運が出つつあります。
その意味でも、入門講座が一つの機会になればなあ、と思って活動していました。

私なんかはにぎやかに議論しながら研究をしたいタイプですし、
後輩たちにも、できるだけ楽しんで研究をしてもらいたいなあと思っています。
この業界はほっといても厳しい要素はいくらでもあるので、
だったら自分たちで楽しみは見出して行きたいと思うわけです。

そんなわけで、最近はせっせといろんな学会に顔を出すようにしています。
9月には歴研の例会で報告する予定です。
交流っていうのは、基本的に自分の中に何かがないと、意味がないですもんね。
そのために、今はせっせと自分の研究をしなくては…(進んでないけど…)。

あ、土曜日は合唱団の演奏会のお手伝いに行くので、多分更新はありません。
日曜日に更新できるかどうかはビミョ~。穴はあけたくないんだけどなあ。