ルーブル美術館展。

昨日は京都市美術館ルーブル美術館展を見に行ってきました。
19世紀のフランス絵画が中心だったのですが、なかなかいいのが来てました。

有名どころを挙げると、
ダヴィッド「マラーの死」「アルコレ橋上のボナパルト将軍」
ドラクロワ「怒りのメディア」
ジェラール「アモルとプシュケ」
といったところでしょうか。
19世紀フランス絵画で構成されていたので、主題はフランス革命ものが多かったのですが、
意外に多かったのが、ギリシャ神話を題材にしたもの。
で、聖書を題材にした作品がほぼゼロ。
これは時代性なんですかねえ??

ナポレオンの肖像画は、もう一枚「聖別式の衣装をつけた皇帝ナポレオン一世」が来ていました。
「アルコレ橋上~」のナポレオンは、若くてまだ髪の毛ふさふさで痩せてますが、
「聖別式の~」のナポレオンは、中年で毛が薄くてでっぷりしてます。
そんな対比も楽しめるのではないかと。

人もそんなに多くなくて、一枚一枚じっくりと堪能できました。
首都圏だときっとこうは行きません。地方の良いところですね。
そんなわけで、おススメの展覧会です。
関西近郊の方は、一度行かれてはいかがでしょう?