大殿。

昨日の研究会は、「大殿」ことHさんのご報告でした。
すでに活字が出たものの報告だったのですが、それはそれで楽しい。
ある意味、予習はばっちしですからね。

Hさんは、多分今現在、同じ関西で研究している人の中でももっとも年齢と研究範囲が近い人です。
こういう人がいてくれると、研究していて楽しくてよいです。
普段のお互いの報告だと、もうちょっとドンパチやるのですが(いい意味でですよ)、
昨日はわりと穏便?なやりとりに終始しました。
わかったこととしては、やっぱり仁安の初年(一一六六~)の頃の政治過程は流動的で面白いですね。
高倉天皇の即位・摂関家の相続問題・清盛の太政大臣昇進と出家etc.
その他もろもろも含めて、再検討してみたい課題は多々あります。
とりあえず、次に手をつける課題は、もう自分の中では決まっているのですが。