事故?(ギエム「最後のボレロ」大阪公演 その1)

昨日はギエム「最後のボレロ」大阪公演に行ってきました。
輪読会で報告してからほんとに直行して、ギリギリで到着(着いた時にはすでに開演ブザーが鳴っていた)。
ヘヴィなプログラムとあいまって、寝不足の身にはなかなかしんどいものがありました(苦笑)。
で、プログラム・キャストは以下の通りです。
○テーマとヴァリエーション(振付:G・バランシン/音楽:P・チャイコフスキー
 ソロ…高岸直樹・上野水香 群舞…東バのみなさん(名前省略)
○PUSH(振付:R・マリファント/音楽:A・カウトン/照明デザイン:M・ハルス)
 シルヴィ・ギエム、マッシモ・ムッル
春の祭典(振付:M・ベジャール/音楽:I・ストラヴィンスキー
 生贄:中島周
 二人のリーダー:後藤晴雄・木村和夫
 二人の若い男:古川和則・氷室友
 生贄:吉岡美佳
 四人の若い娘:高村順子・門西雅実・小出領子・長谷川智佳子
ボレロ(振付:M・ベジャール/音楽:M・ラヴェル

11月20日に東京で見たのと同じくBプロで、主要な配役までほぼ一緒(笑)。
もちろんそれで十二分に楽しめるので、全く問題ないのですが…。
しょっぱなの「テーマとヴァリエーション」で事件発生。
最初の方の、上野さんの左右に各4人ずつ群舞が連なるパートのところで、
左側がなぜか3人しか出てこない。
で、右4人・左3人の状態で、左右対称の動作でフォーメーションチェンジ。
見てて強烈にきしょくわるーい(苦笑)。
あれは一体なんだったんでしょうか?まあきっと、袖で何かアクシデントがあったんでしょうねえ…。
あと、高岸さんはちょっとお疲れだったのでしょうか。
回転のとこで、最後よれてたたらを踏んだ格好になってました…。
今回ハードスケジュールだからなあ。

とはいえ、それ以降の演目は全て良かったので、全体としては満足できました。
春の祭典は良かったです~。
2階席のかなり高いとこから見てたんですけど、全体のなかで中島さんの特色が良く見れた気がします。
この人、動作の質感が他の人と違う気がしました。なんだろう、重量感があるのかな?
(単純に動きが重いとか粘ってるってことじゃないんですけど。うまく説明できないな~。)

それと、春の祭典ボレロは、遠い席でも十分に楽しめる演目だなあと再認識しました。
全体を視野に入れて、隊形の動きとか、どこで何が起きているのかとかを見ていると楽しかったです。
PUSHの方は、席が遠かったことよりも高い位置にあったことがちょっとマイナス。
床の照明に照らされてる部分がバックになってしまって、残像効果があまり活きてきませんでした。
やっぱりあれは黒味がバックに来て欲しいです。

とりあえず、演目そのものへの感想はもうこないだ書いたので、昨日の感想はこんなところで。
それでは、今からCプロの公演を見てまいります♪