フィギュア・アイスダンス(オリジナルダンス)。

アイスダンス・OD終了時点順位。
1 NAVKA Tatiana / KOSTOMAROV Roman RUS 99.27 2 1
2 BELBIN Tanith / AGOSTO Benjamin USA 97.89 6 2
3 GRUSHINA Elena / GONCHAROV Ruslan UKR 96.68 5 3
4 DELOBEL Isabelle / SCHOENFELDER Olivier FRA 94.78 7 4
5 DENKOVA Albena / STAVISKI Maxim BUL 93.50 3 5
6 DUBREUIL Marie-France / LAUZON Patrice CAN 91.80 4 7
7 FUSAR POLI Barbara / MARGAGLIO Maurizio ITA 90.51 1 10
8 DROBIAZKO Margarita / VANAGAS Povilas LTU 88.02 8 8
9 CHAIT Galit / SAKHNOVSKI Sergei ISR 86.72 13 6
10 DOMNINA Oksana / SHABALIN Maxim RUS 85.73 9 9

ええっと、ODはなんだかとんでもないことになってるんですけど…。
「これはペアか?」と思いかねないばかりの転倒の連続。
だいたいそもそも、CDでチャイト&サフノフスキーが転倒した時点で「ええっ??」だったんですが。
ODでは、ラス前の組でドロビアズコ&ヴァナガスがまず転倒(普通のステップ)、
最終組ではデュブレイユ&ローゾン(ローテーショナル)、フェイエラ&スカリ(普通のステップ)が
立て続けに転倒、一組置いてフーザルポリ&マルガリオ(ローテーショナル)が転倒。
一番心配なのはデュブレイユ&ローゾンの転倒で、デュブレイユの足のダメージが大丈夫かどうか。
ここの組はローテーショナルリフトに定評があるのに、まさかね…。
ある意味心配なのはフーザルポリ&マルガリオで、演技後にリンク中央ではったとにらみ合い(苦笑)。
4年前もマルガリオ君がすっころんでたからなー。今回フーザルポリさんはものすごい剣幕。怖い…。
あと、デンコワ&スタビスキーは、足のキャッチミスでスピンが一個抜けるポカ。

フェイエラ&スカリとフーザルポリ&マルガリオの間に入った一組がナフカ&コストマノフ。
いやいや、さすがの安定感でした。
ここはいつもコストマノフが不安要素と言われていたのですが、
どうしてどうして、今回はコストマノフの方が安定。むしろナフカ様のほうがちょっと見てて不安。
お付きの従者コストマノフ君は、演技の後に女王ナフカ様にご褒美の接吻を受けていましたが、
あれはそれだけの値打ちがあったと思いますね。
(なお、あくまで個人的印象ですが、ナフカは「ナフカ様」(女王)で、
 ベルビンが「ベルビンちゃん」(チアガール)。
 で、ドロビアズコが「ドロビアズコ様」(女帝)で、
 引退したアニシナが「アニシナ姐さん」(あねご))

ベルビン&アゴストは、うまいんですけど、なんだかアゴストがベルビンちゃんを
マリオネットよろしく踊らせてる感じ。
まあね、ベルビンちゃんがルックス・スタイルともに抜群なので、
それで十分見栄えがするからそれでよいのだ、という気もしますが(笑)。
ちなみに、アゴストは見た感じ片桐仁さんみたい。

転倒しちゃったとはいえ、ドロビアズコ&ヴァナガスの演技はさすがでした。
これぞ大人の雰囲気。ヴァナガス様の格好良いこと!振付もよかったし。
やっぱアイスダンスはこうでなくっちゃね。
フリーの「オペラ座の怪人」はどんなんなんだろ。ワクワク。

あとは、チャイト&サフノフスキーが良かったですね。
CDの転倒で開き直ったか、めちゃめちゃ切れのある演技でした。
最終組であの演技だったら、きっともっと点が伸びてたんでしょうけど。
フリーの「ボレロ」の出来次第では、上位に食い込んでくるかも。
それにしてもサフノフスキーはいかにもスラブな雰囲気のお人ですね。結構好き。
「ドラキュラ伯爵」というよりは「吸血鬼ノスフェラトゥ」な感じ(って、誰かわかってくれるかな~)。

アイスダンスはフリーももちろん好きなのですが、
オリジナルダンスはいかにもダンスな感じで、むしろこっちの方が好きかも。
さて、いよいよフリーが始まりますが、どんな結末が待っているのか。