生存反応。

本人の責任、及び、本人ではどうにもならない事情により、
最近論文掲載ととんとご無沙汰だったのですが、
『鎌倉遺文研究』の最新刊で、久々に自分の論文が掲載されました。
単著ではなく共著だし、小ネタだし、自分の研究の本筋ではない(さしあたり博論には役に立たない)し…
なのですが、何はともあれ、ちょっとホッとしております。
専門外の方は見る機会もないでしょうし、見てもなんのこっちゃらでしょうが(苦笑)。
気の向いた方はぜひ一度ご覧下さいませ。

そもそもこの論文、事情を知らない業界人にとっては
「どうしてこの組み合わせ?」と思うであろう執筆者2人の取り合わせだと思いますが、
きっかけは恠異学会の掲示板で知り合ったのがご縁です。
ある意味、時代の最先端を行っているのでしょうか(笑)。
おかげさまで、本人は放置を決め込んでいたネタが日の目を見ることになりました。
ありがたいことです。感謝感謝。
自分の論文を引用してもらっている状況なんかを見ても、
随分と周囲の方に良くしていただいているなあと思います。
(情実とかそういう意味ではなく、抜き刷りをお渡ししていないような方でも、
 目に止めて読んで下さって、きちんと評価して下さっているのがありがたい、ということです)
将来的には、自分もそういうことをちゃんと引き継いでいける立場になりたいものだと思います。

とはいえ、自分の本筋の研究が進まないことにはどうにもこうにも、です。
データの受け渡しはまだとはいえ、請負の仕事はようやく一段落ついたので、
ここからまずは以前投稿した論文の書き直しに精を出したいと思います。

ちなみに、手元に雑誌の本体がまだ届いておりませんので
(なので、現物はやっと今日大学図書館で確認しました 笑)、
抜き刷りなりコピーなりをお送りするのは当分先になろうかと思います。
ブログをご覧の方、どうか気長にお待ち下さいませ。