Champions on Ice(その2)。

というわけで、前回の続きです。

○カザコワ&ベルナディス
オープニングに引き続きご登場。
あたまの寂しいトニーと熟女のマリアw(@ウエストサイドストーリー)
うむ、でもステキだ。
久しぶりに「小粋なゲーハー」を見た気がするな。
なんというか、こう、頭髪はカッコよさに必ずしも不可欠な要素ではないのだと思わされます。
録画を見直したんですが、カザコワの背中の筋肉はスゴいな!

○レナ&ボルドウィン
ほのぼの感と幸せ感の漂う二人。
こういうペアもありかな、と。
特に今回、ボルドウィンはれなちゃんの故郷で滑れるのがいたく嬉しいらしいですね。いいやつだ。
あと、離れて踊ってる時のシンクロ率は年々上がってる気がします。

○シェン&ツァオ
プログラムはカルーソとマイウェイ。
堪能しました~。素晴らしい。
やっぱリフトの安定感と美しさは絶品ですね。
言葉は要らない、とにかくぜひ一度見て下さい。

あと、今回あらためて思ったんですが、
ペアはスロージャンプもリフトもいいけど、個人的にはデススパイラルがツボだなあと。
入り方・出方を工夫したり、回しながら演技を入れたり(去年のトトマリは絶品だった)と、
シンプルな中にも個性が見えて楽しいです。

○ラング&チェルニシェフ
初めて見た二人でしたが、いかにもプロという演技で良かったです。
見せ場も知ってる、個性的な技もある、雰囲気も作れる。
オーソドックスだけど、こういう演技があるから、スーパースターの派手さも映えるわけで。

○アニシナ&ペーゼラ
で、スーパースターっつーかマイヒーローというかエンタテイナーというか…のご登場。
素晴らしかった。実に素晴らしかった。凄さを再認識しました。
特に前半の「アレグリア」。
5分以上の長いプログラムなんですけど、まったくそれを感じさせない。
テーマは「大人の情事」でしょうか。30代以上のカップルにしか出せない味。
グェンダルはタキシードにシルクハット(ステッキ付き)
アニシナはドレスとネグリジェの合いの子の様な衣装。エロいぜ。
ちゃんとベッドシーンまで表現しちゃうもんな~。
で、朝寝過ごして、慌てて着替えるグェンダル、「上半身裸にネクタイ」姿に…
何故だあ~?????w

あと、凄いなと思ったのが、前半・後半・フィナーレと3回
逆リフト(アニシナがペーゼラを持ち上げる)を披露してくれたんですが、
3回ともポジションが違う!ありえね~!!

○サンチェス
スケートかどうかはともかくとして、「人間技じゃない」ものを見られて面白かったです。
ショーのオープニングのつかみとしてはかなり良かったんじゃないですかね。盛り上りました。

○ベセディン&ポーリシュク
毎度おなじみ、アクロバットの二人。
次に何やるかわかってても、何度見ても笑える。とにかくオカシイ。
この二人とバイウルとで両極端の白鳥が楽しめました(笑)。
由希奈ちゃんも白鳥だったら白鳥祭り状態だったんですけどねー。

○オープニング&エンディング
今回はウエストサイドストーリーが全体のコンセプト。
なので、「ストリートキッズな男性陣」・「ティーンエイジファッションな女性陣」という
滅多に見られない光景が展開します。

男性では、ノースリのシャツを着ててもめちゃカッコいいグェンダル、
まったく違和感のないボルドウィンなどいろいろツボだったんですが、
なんと言ってもおかしかったのは、一人「異世界の住人」状態だったツァオ兄さん。
誰だよ、あんな「日曜日のお父さん」みたいなポロシャツ着せたの(笑)。
あと、みんなで小競り合いやってる時に、一人めちゃめちゃ楽しそうな笑顔がステキでした。

女性は…なんつーか、「大人の女性のティーンエイジファッション」ていうのは、
独特の雰囲気がありますよね。正直僕は結構好きです(倒錯癖はない…はず。一応。)。
ただし、舞台等限定ですかね。さすがにリアルだとしんどいかな~。

ダンスシーンではアニシナ姐さん&ランビというゴージャス即席カップルが見られたんですが、
もうお色気ムンムン(笑)。エロいな~。
方やグェンダルはしーちゃんと踊ってて、これもなかなかステキ。
本田くんはボナリーと踊ってましたが、相変わらず腰が引けてました(笑)。

いやしかし、実に楽しかったです。
来年も見に行きたいなー。