NHK杯・女子結果。

フリーの第2グループしか見てないんですけど~。
1 Mao ASADA JPN 191.13 1 1
2 Akiko SUZUKI JPN 167.64 4 2
3 Yukari NAKANO JPN 166.87 5 3
4 Ashley WAGNER USA 161.10 2 5
5 Laura LEPISTO FIN 158.85 3 4
6 Katrina HACKER USA 139.46 6 6
7 Cynthia PHANEUF CAN 138.90	7 7
8 Mirai NAGASU USA 124.22 8	9
9 Na-Young KIM	 KOR 119.77 9 11
10 Annette DYTRT GER 115.57	12 8
11 Anastasia GIMAZETDINOVA UZB 115.10 10 10
12 Katarina GERBOLDT RUS 113.95 11 12

・浅田さん
いやー、凄まじかったですね!
冒頭のジャンプの構成が3A、3A+2T、3F+2Lo+2Loって…。
単にジャンプがすごいだけじゃなくて、高い芸術性も兼ね備えているところが素晴らしい。
個人的に一番圧倒されたのは、最後の1つ前のストレートラインステップ
ものすごい長大なステップで、あんだけジャンプしてきた後でどんだけステップ踏むよ…と
ただただ感動しました。いやー、すごいわ。

・鈴木さん
苦労人の鈴木さんがついにGPシリーズ表彰台ゲット!
いやー、これは感慨深い。
なんていうかこう、月並みな感想ですが、あきらめずに頑張るってすごいことですよね。
演技は、細かいジャンプのミスはありましたけれど、そんなのどってことない、
全体としては素晴らしい演技でした。
日本の女子選手では珍しい、ダンサータイプの選手ですよね。
身のこなしとか、スピンのポジションとかが独特で、見ていて面白いです。
表現力もあるし、表情もいいし(特にパチッと大きい瞳がすごく印象的)。
これからますます期待してます!

・中野さん
前半の苦しげな狂乱ジゼルがすごく良く似合います(笑)。
それがあるからこそ、後半の幸せモードがまた素敵。
あんな風に演技中ににっこり笑えるようになったんだな~としみじみ。
手堅くまとめた、という印象の演技ではありますが、きっちり立て直してファイナル出場権も獲得。
むしろ世界選手権の出場権争いが熾烈になりそうなので、
全日本に向けて調整頑張ってね、とも思いますけれど。
NHK杯→ファイナル→全日本と連戦ですが、頑張って乗り切って欲しいです。


レピスト
うーん、スタミナ不足なのか集中力が持たないのか、終盤で崩れるのは相変わらず。
もったいないな~。一度ぜひこの人の完璧なフリーの演技を見てみたいのですが。
あれだけ見事な美しいスピンの持ち主なんですもん、
ジャンプさえ跳びきればドカンと上位に来てくれるはず…と信じています。
(現にSPはいつもかなり上位につけてるし)

・ワグナー
ワグナーらしい元気いっぱいの演技でした。
大好きなんですけど、良くも悪くも「粗削り」なんだよねー。
だから、基礎点はけっこう高いはずの演技構成なんだけど、加点がほとんど付かない。
とはいえ、まだまだ若い選手。
これから先、成長して円熟した演技を見せてくれるようになるよう、
長い目で見て応援していこうと思っています。

ハッカー
うーん、アメリカに新たなクネクネっ子登場(笑)。
コーエンやシズニーとはまた違った柔軟性ですよねー。
特にあの人間離れした股関節の柔軟性はすごい…。
こういう個性溢れる選手が順調に伸びてくれると、ファンとしては楽しみが増します。
今後に期待。


それにしても、今回もNHK杯は日本人選手が表彰台独占ですか。すごいよなあ。