鉄道博物館(その2)。

さて、鉄道博物館本体のレポを。
鉄道博物館はヒストリーゾーン・エントラスゾーン・コレクションゾーン・ラーニングゾーン・
パークゾーン・ノースウィングの6つのゾーンに分かれています。

・ヒストリーゾーン
ずらりと並ぶ列車の数々。マニア垂涎でしょうな。
なんてったってこの博物館のメイン展示で、全体の約半分のスペースを占めているそうです。
僕はそんなにマニアでもないんですけど(「ここまでやっといてどこが?」と言われそうですが)、
それでもやっぱりバシバシ写真を撮りまくってしまいました。
全部載せるときりがないのであれですが、
↓一号機関車
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イギリスから輸入された日本初の蒸気機関車で、重要文化財です。
今からすると、遊園地の乗り物みたいなちっちゃい車体。

↓初代地下鉄
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今回個人的に一番面白かったのがこれ。
日本最初の地下鉄は1927年に営業開始(浅草―上野間)ですから、実に82年前ということになります。
(世界初の地下鉄がロンドンで開業するのは1863年。
 シャーロック・ホームズに登場したことってあったっけ?)
当たり前の話ですが、地下鉄で一番怖いのは火災事故なので(最近だとこんな実例もありますね)、
屋根板や内張りまで鋼鉄製とした全鋼製車体だそうです。
見た目に内装は木造なんだと思っていたんですが、実は鋼板に木目を焼き付け印刷してあるんだとか。
ふへえ。手間かけてるんですねえ。

さてこの博物館、「鉄道のすべてをしゃぶりつくして帰って下さい!」と言わんばかりの作りになっていて、
いろいろと「そこまでやるか!」という感じのアイデアが詰まっています。
その一つがこれ。↓
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車両に乗れるぐらいは当たり前、ここではなんと車両の下側がのぞけます。メカ好き垂涎の企画。
写真はSLですが、他にも新幹線とかいろいろな車両の機構が見られる展示がいっぱいです。


・エントランスゾーン
博物館中央部、入り口すぐのあたりがエントランスゾーン。
入り口のある1階だけではなくて、2・3階の部分もエントランスゾーンになっています。
1階の運転シミュレータもこの博物館のウリなのですが、何せ人気企画でとにかく待ち時間が長いのでパス。
別に運転したいわけでもないし…(ただただ乗って旅していたい人なので)。

で、もう一つのウリがこれ。
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巨大ジオラマです。
大きさは約25m×8m。学校の25mプールいっぱいに作ってあると思っていただければ良いかと。
プログラムは上演時間15分程度で、1日に数回上演が行われます。
内容は朝から晩までの鉄道の一日を紹介するもので、けっこう凝っています。

この他、前回紹介した「日本食堂」やミュージアムショップもこのゾーンにあります。

この記事、まだしばらく続きそうです。こんなはずでは…(苦笑)。