ペットだって家族だもの。

昨日の晩に我が家の愛犬が逝きまして、今日は斎場でお別れをしてきました。
たとえペットであっても、やっぱり家族がいなくなるのは寂しいです。
昨夜は珍しく家族全員が揃って家にいたのですが、
誰も気付かないうちに眠るように逝きました。
やっぱり動物は、そうやって見られないようにして逝くものなんですかね。
前日の夜まではふつうに元気だったので、実感がわかなさ過ぎるよという気持ちはありますが、
もうご老体だったんで、楽に逝けて良かったのかなって思ってます。

数年前から犬小屋ではなく玄関の上がりかまちのところで飼ってたんですが、
階段のところから見える位置なので、上り下りする時には様子を見るのが習慣になってたんですよ。
そんなわけで、もういないのに、なんとなく視線がそちらに行ってしまいます。
帰ってきた時にもう出迎えてくれないんだなっていうのも、やっぱり寂しいです。
台所や廊下を足音を立てながら歩いていたところとか、何気ない日常のことをふっと思い出しますね。

あとは思い出すのは、やっぱり初めて出会った時のことですかねー。
僕は大学1年の時に、大した病気でもないのにきっかり100日入院する羽目になったのですが、
入院中に見舞いに来た両親に「そうそう、新しく犬飼ったし」と事後承諾で知らされたんです(笑)。
週末に一時帰宅して初めて会った時に、「この人はうちの人らしいけど誰?」という顔をしながら
パタパタとしっぽを振って出迎えてくれたのを思い出します。
あの頃はまだ生後数ヶ月の子犬だったけど、もうあれから14年になるんだよなー。
思い出は尽きないけれど、それは胸にしまっておきましょう。

まったくもって個人的な内容ではありますが、
でもきっと、ペットを飼ったことがある人なら大なり小なり共感してもらえるでしょう(笑)。
やっぱり最後は、「ありがとう」の一言になりますよね。