第44回スーパーボウル。

今日は朝から熱かったです!

第44回スーパーボウル
○セインツ31-17コルツ×
いやー、応援しといて何ですけど、セインツにはいろいろ「過小評価していてごめんなさい」という感じです。
HCショーン・ペイトンとQBドリュー・ブリーズに関しては予想通りだったんですけどね。
第2Q終了直前に4thダウンギャンブル失敗した時はどうなることかと思いましたが、
(時間を目一杯使ってコルツに攻撃時間を残すまいと思ったら、裏目に出た感じですね。
 逆に、コルツが時間を残そうとしていた結果、パントでボールを渡した後でFGに結びつけられたので、
 このあたりはなかなか面白い勝負のあやだったのかなーと)
前半を相手守備の見極めに使ったり、後半開始早々にオンサイドキックかましたりと、
ペイトンHCはさすがの采配でした。
2点コンバージョン失敗の判定をチャレンジ成功でひっくり返したあたりも、当然とはいえ見事。


で、過小評価してたなあと思ったのは、守備陣とRBレジー・ブッシュ。
ブッシュに関しては、ディビジョナルPOの時から動きがキレキレで、
「お前そこまでやれたんかい!ってゆーか、レギュラーシーズンからやらんかい!」
と思っていましたが(笑)、今日も素晴らしいランを見せていました。
パスターゲットとしてしか見ていませんでしたけど、これは来季はランナーとしても期待できそう。


そして守備陣。まさかマニング相手にあそこまで頑張るとは。
コルツの攻撃機会8回中、TDが2、FGが2回試行(成功1)、
パントが2、インターセプト1、4thダウンギャンブル失敗1。
喪失ヤードは432とコルツ守備陣を下回っていましたが、粘り強く持ちこたえました。


対してコルツは、ワンマンチームのほころびが最後の最後で出たなあ、と。
パスプレイだけでなく、的確なオーディブルでランプレイを出し、獲得ヤード数で上回るという
本来ならコルツ快勝のパターンのはずだったんですけどね。
やっぱりつまずきの元は、第4Q序盤でのFG失敗だったんでしょうか。
4thダウンで11ヤード残ってて、51ヤードのFGならそりゃあ行くよなあ…と思うのですが、
結果的にはマニングの焦りを招く結果になってしまいましたね。
ギャンブルに行きたそうだったもんなあ、マニング。
完全に結果論ですが、「ギャンブルに行かせて駄目ならマニングと心中」という方が、
ワンマンチームとしては首尾一貫していたのかもしれません。


最後の方は、マニングらしからぬ投げ急ぎ・無茶投げが見られたのも意外でした。
守備陣が持ちこたえられなさそうなのも、タイムアウトを温存しておきたいのもわかりますけど、
それでもやっぱりどこかでタイムアウトを取っていったん落ち着かせるのが、
HCの仕事だったんじゃないないのかなあと思います。


それにしても、熱い好ゲームでした。
去年もそうでしたけど、終盤まで競ってる試合というのは見ていて楽しいです。
さあ、これで9月まで、長い長いオフシーズンだ…。
毎年のこととはいえ、ちょっと寂しいなあ。