岩殿山。

先日、用事があって山梨県に行ってきました。
近畿から山梨に行くのに一番安くて効率の良い方法は、
実は「夜行バスで東京に出て、東京から中央線に乗る」なんですよね。
というわけで、中央線を乗り継いでいる時に大月駅で出くわしたのがこの光景。
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山というかほとんど「岩の塊」で、なんじゃあこりゃあ~という感じですが、
岩殿山といって、標高634mの山です。
(もちろん、ふもとと山頂との高低差はもう少し少ないですが)
もとは天台宗岩殿山円通寺がある修験の場だったそうですが(苦行スイッチ入りそうなルックスだもんなあ)、
戦国時代には武田氏の親族衆であった小山田氏の城である岩殿城が築かれました。
1582年の武田氏滅亡の際に、
小山田信茂武田勝頼に「うちんとこに逃げて来んしゃい」といった挙句寝返って、
にっちもさっちもいかなくなった勝頼は天目山で自害することになりますが、まあ要するにその「うちんとこ」です。
逃げたところでどうなっていたわけでもないんでしょうけど。

時間の都合上パスした…というか、実はそもそも全然意識してなかったんですが、
こんなに面白そうなところなんだったら予定に入れとくんだったなあ…と後悔してます。
で、ここを袖にしてどこへ行ったのかは、いずれまた。