伊丹市昆虫館企画展「昆虫食~とる・つくる・たべる~」。

えー、あらかじめ警告ですが、以下のコンテンツは昆虫、特にゴ(以下略)が苦手な人向けグロ画像を含みます。
閲覧は自己責任でお願いします。m(_ _)m

伊丹市昆虫館の存在は前から知っていたんですが、昆虫食の特別展をやっていると知り、
いてもたってもいられなくなって、見に行ってきました。
もやしもん』の川浜くんが感涙にむせびそうな企画ですね。

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JR伊丹駅で降りたのは初めてだったんですが、目の前が有岡城跡なんですね。
他にもいろいろ史跡のある街なので、一度史跡見学にも来てみたいところです。

で、昆虫館へはバスも出ているのですが、あまり本数もないので、駅でレンタサイクルを借りました(310円)。
道は駅の案内所で教えてもらったんですが、正直ちょっとわかりづらかったです。
土地勘がないところを移動するのは、なかなか難しいですね。
多少迷いつつ、25分くらいで到着(帰りは20分ほどで済みました)。

入館料は、大人400円、中高生200円、3歳~小学生100円。
展示スペースに入ると、まずは2.4mのビッグ・ビー(巨大ミツバチの模型、実物の200倍)がお出迎え。
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……この時点で気づいたんですが、僕結構昆虫ダメっす。

続いては生態展示室。
展示中の昆虫は、公式HPにアップされていますが、コノハムシの実物が見られたのはうれしかったです。
↓どこにいるかわかります?
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が、マダガスカルオオゴキブリは無理っす……。
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そのうち夢に見そうだ(笑)。

続いては関西一の大きさのチョウ温室。
800~1000匹のチョウが乱舞しております。
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人を恐れないのかめっちゃぶつかってくるんですが、すんません無理っす……。
↓これはほんとに枯葉にしか見えない。
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2階に上がると、「虫のお面屋台」なるものが。
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似合いますか?
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さてメインイベント、「昆虫食~とる・つくる・たべる~」です。
ものすごく充実した展示で、資料も豊富ですし、学芸員さんの体当たりレポも面白かったです。
フンコロガシを食べるっていうのはすごい発想だなあ……。
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ミュージアムショップでは実際に調理済みの昆虫も売っていて、
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(いなご・はちのこ・かいこのさなぎという食用昆虫御三家?)
行く前は買う気満々だったんですが、いざ見てみると、その元気はなくなりました。
うーん、自分には無理だなあ。

ただ、展示で「いかなごといなご」という関西的ネタをやっていたのですが、
考えてみると、魚類・甲殻類棘皮動物が食べられて、昆虫が食べられないというのは、
まったくもって、育ってきた文化に規定された結果なはずなので、
もしも自分が昆虫食が当たり前な文化で育っていたら、平気で食べられたのかもしれません。
展示期間は今週末までなので、興味がおありの方は是非。

(おまけ)
伊丹市昆虫館は、昆陽池のほとりにあります。
行基の造成したため池ですね。
丘陵地帯だからなのか、ため池はすごく多かったです。
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