「そうめん」と「ひやむぎ」の違い。

今日のお昼ごはんはひやむぎだったんですが…実はひやむぎについて前々から疑問が。
1 ひやむぎとそうめんはどう違うの?
2 ひやむぎにはどうして色付きのめんが混ぜてあるの?
とりあえず、ネット上で調べてみました。

1については、「全然別起源のものだけど、今では太さだけで区別されている」というのが正解らしいです。
ひやむぎは、そもそもはうどんと同系列の食べ物だったようです。
小麦粉を練る→棒で延ばす→切る→茹でる と、ここまでが同工程。
これによる製品が「切り麦」(小麦粉を切るから)と総称され、
その中で、温かいままで食べるものがうどん、冷やして食べるのがひやむぎと呼ばれるようになった、と。
(以上、「ウィキペディア」ひやむぎ項より)

で、これに対しそうめんは、小麦粉を練るのまでは同じなんですが、
そこから細くする方法が、「油を使って「より」をかけて麺を延ばす」なのがうどん類との違い。
(↑この工程が具体的にどんなものなのかがわかんないんですけど…)

ちなみに、そうめんの歴史は古く、奈良時代に中国から遣唐使によって伝えられたと考えられているようです。
で、油を使う工法が鎌倉期に伝わり、小麦の生産の増加等とあいまって広く普及、
それに刺激されて、うどん系の食品の製法が開発された、ということのようです。
(以上、「CityDO」そうめん特集より)
ううむ、そんなに奥が深いもんだったのか。びっくり。

ただ、現在ではひやむぎもそうめんと同じ製法で作られていて、違いは太さだけのようです。
直径1.3mm未満がそうめん、直径1.3mm以上1.7mm未満がひやむぎ、直径1.7mm以上がうどん。
日本農林規格、以上、出典は前掲と同じ)

2はよくわかりません。ただし、製法がほぼ同じになった結果、製造元も両方作っているところが多いので、
ひょっとすると単にそうめんとひやむぎをわかりやすく見分けるためなんじゃないのかな、という気が。
どなたかご存知の方、ぜひぜひ情報をお寄せ下さい。

ちなみに、久々にひやむぎを茹でてみると、そうめんとの違いは歴然ですね。
ひやむぎって、見た目茹で上がってても、試食してみると結構「アルデンテ」状態が長いです(笑)。