京都国立博物館「最澄と天台の国宝」

今日は久々の休みだったので、そして明日からまたレンチャンで学会なので、
合間のオフということにして、京都国立博物館に「最澄と天台の国宝」を見に行ってきました。
いやー、ヘヴィな展示でしたわ。

展示替えがあるので、全部一度に出るわけじゃないですけど、総展示数が236、
(と思ったら、何個か数字がとんでたり、同じ番号の中に何点も入ってたりするのがありますね
 ま、以下概数ということで…)
そのうち国宝が28点、重文はめんどくさくなって数えてません(笑)。
てゆうか、これ、指定されてないものを数えた方が絶対速いし。
しかも、最澄の像やら、度縁案(僧になったときに国から出る文書ですね)やら、
入唐牒(入国する時のビザみたいなもの…あまりに現代的な説明ですが)やら、
しょっぱなに有名ないいものがドドーンと展示されてるので、なんかもうそれですでにおなかいっぱい(笑)。
有名ないいもの、マニア好みのいいもの、知名度は低いけどいいもの、などなど、
たくさんいいものが実物で見られて幸せでした。

仏像もいっぱいあったので、仏様フェチには堪えられない展示(笑)。
こんなところで観世音寺の大黒天像にお会いできるとはね。
あと、京都の月輪寺空也像が出てましたが、
やっぱり口からエクトプラズム…ではなくて阿弥陀様が出てるんですね。
当然有名なのは六波羅蜜寺のものですが、これってやっぱり定式化されたデザインなのでしょうか?
他のお寺の空也像なんて今まで見たことがなかったので、考えもしませんでしたが。

とまあ、そんなこんなで、専門家でなくてもとても楽しめ、かつためになる素敵な展示だと思います。
ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか?おススメです。