今月の気になるイベント。

なんだかいつまでたっても公式HPに情報がアップされる気配がないので、
今月の気になる日本史研の中世の企画を2つ。
【現地見学会】円成寺~柳生~笠置 ※大和などを歩く会との合同
11月18日(日)8:10近鉄奈良駅北側奈良交通バス4番乗場集合
        石打行94系統バスに乗ります(運賃650円)
見学場所
 ○円成寺  ○夜支布山口神社  ○疱瘡地蔵  ○天乃石立神社
 ○芳徳寺(柳生城)  ○あたや地蔵  ○笠置寺弥勒磨崖仏・行場など)
踏破距離は約15km、標高差200m
雨天決行(警報発令時を除く)、昼食持参(集合までに調達のこと)
解散はJR関西本線笠置駅18:00頃
案内人は小原嘉記
「部会の足腰を鍛えなおします」というから何をするのかと思っていたら、
比喩的な意味ではなく即物的な意味だった、と(笑)。
なんせ歩き中毒の人間ですから、こういう企画は大好きです。
(そのくせ、自分が委員だったときにはこういう企画は組まなかったのですが)
柳生は行ったことがないところなので楽しみ。
芳徳寺は石舟斎以来の柳生一族の菩提寺ですよね。

【例会】絵解き研究の現在
11月24日(土)13:30~ 機関紙会館5F大会議室
西山克氏「熊野観心十界図とはなにか―朝鮮仏画「甘露幀」の受容をめぐる精神史―」
コメント 鷹巣純氏
事情通にとっては結構オドロキのこの企画(笑)。
そういったことは抜きにしても、とっても楽しみな例会です。
各方面の関係研究者は必聴でしょう。
9月の例会も中世の企画(武士論)だったので、研究委員は結構大変だよなー。

考えてみると、前日の23日は古文書学会の見学会で
和歌山県博に「熊野本宮大社熊野古道」を見に行く予定。
残念ながら出品リストに熊野観心十界図はないようですが、
個人的には熊野な2日間になりそうです。

それにしても、今月も学会三昧であることよ。