勿来関。

白水阿弥陀堂の最寄り駅である内郷から東京側へ戻ること4駅、勿来駅から歩いて勿来関跡へ。
歩いて2km強の山道なんですが、駅前の「民間交番」なるところで荷物を預かってもらえて助かりました。
観光案内所も特になかったんですけど、この民間交番ではちゃんと勿来関への地図もくれました。
ありがたやありがたや。

勿来関
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a5/64/historian126/folder/1497051/img_1497051_50964207_0?2007-12-16 12:35:09
白河関・念珠関と並ぶ奥羽三古関の一つ。
すっごいきれいに整備されてたんですが、
どっちかというと、歌枕として、及び近世の宿場としてのイメージが強いようです。
まあねー、古代・中世の遺構なんて出ないもの。
周辺地図はこんな感じです。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a5/64/historian126/folder/1497051/img_1497051_50964207_1?2007-12-16 12:35:09

さすがに太平洋が一望できるのはうれしい。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a5/64/historian126/folder/1497051/img_1497051_50964207_2?2007-12-16 12:35:09
常磐線て海沿いを走ってるのに、あんまし「海がきれいな路線」じゃないんだよなあ。


さて、通常の観光ルートは、駅から関まで歩いたあと、公園をぐるっと回ってから海側に降りるのですが、
実は途中で気になるものを見つけまして。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a5/64/historian126/folder/1497051/img_1497051_50964207_3?2007-12-16 12:35:09
見えにくいですが、看板には「勿来関古道 あづまやあります」と書かれております。
この矢印が指している先を見ると、こんな感じ。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a5/64/historian126/folder/1497051/img_1497051_50964207_4?2007-12-16 12:35:09
この茂みの中に突っ込んでいく気にはなかなか…(苦笑)。
しばらく人は立ち入ってないような雰囲気ですしね。
で、とりあえず後で引き返してみようということで、まず関を見てから100mほどバック。

戻ってきて気付いたんですが、この看板の反対側を見ると、こんな道が続いています。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a5/64/historian126/folder/1497051/img_1497051_50964207_5?2007-12-16 12:35:09
これの延長線上にあるなら、まあ悪くないかも…ということで、茂みを踏み分けていくことを決心。
しばらく行くとちゃんと道が開けていて、こんな風になっていました。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a5/64/historian126/folder/1497051/img_1497051_50964207_6?2007-12-16 12:35:09
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a5/64/historian126/folder/1497051/img_1497051_50964207_7?2007-12-16 12:35:09
結構雰囲気出てるでしょ?
最終的には1kmほど行ったところで山手の住宅地に出て、そこから下るともとの道に合流できます。
駅からの往路で入り口を探すのは難しいので、帰りに歩いてみるのがいいでしょう。