いよいよSuperBowl。

さーて、いよいよ明日はNFLファンにとって年に一度のお祭、スーパーボウルです!
今年はニューイングランド・ペイトリオッツ×ニューヨーク・ジャイアンツというカード。

まともに行けばペイトリオッツだろう…と思うんですが、
今年のジャイアンツは戦前の予想をことごとく覆して、スーパーボウルまで来たんですよねー。
トニー・ロモのいるダラス・カウボーイズ、そしてブレット・ファーブのいるグリーンベイ・パッカーズと、
上位チームをともに敵地で撃破。
特にパッカーズ戦は、「今季で引退」と言われていたファーブが今年は素晴らしい活躍だったので、
今年はきっとファーブの年なんだと思って期待してたんですが…。
(その前のシーホークス戦でも鬼神のような強さだったのに~)
要因としては、プレーオフに入ってからまるで別人状態(笑)のQBイーライ・マニング
ジェイコブズ&ブラッドショーのRB二枚看板が挙げられますが、
個人的にはディフェンス陣の頑張りが見逃せない。
プレーオフでは強力な攻撃陣を誇るカウボーイズパッカーズにそれぞれ持ち味を発揮させず、
17点・20点のロースコアゲームに持ち込んだのが、勝利に結びつきました。
ディフェンスはかなり相手を研究してるなーという印象です。

対するペイトリオッツは、ここまで無敗のパーフェクトシーズン達成寸前。
特に攻撃陣は、戦術を狂いなく機能させるQBトム・ブレイディ+オフェンスラインに、
今年はWRランディ・モスが加入したことで、「困った時のモス頼み」という切り札までできて、
怖いものなし状態になってしまいました。

個人的に、アメリカンフットボールは、戦術の占めるウェイトが
全てのチーム競技の中でもっとも大きいスポーツだと思っているのですが、
その中で、戦術を打ち破るだけの個人技を持ち合わせている選手がいる面白さが、
NFLの醍醐味だろうと思っています。
その点で、今年のペイトリオッツを止めるとすれば、
トムリンソンの爆発的なランオフェンスを誇るチャージャーズだろうと思っていたのですが、
チャージャーズはトムリンソンがケガで欠場、QBリバースもケガという「飛車角落ち」状態で敗北。
こうなると、打撃戦でペイトリオッツに勝てるチームはないんじゃないかなーと。


というわけで、点の取り合いならペイトリオッツ、接戦ならジャイアンツにも勝機が…と読みます。
んー、結果は「20-17でペイトリオッツ勝利」と予想しておこうかな。