友人の初論文集。

午前中に家で仕事をしていたら、書籍小包が到来。
どなたかが御著書を送ってくださったらしいけど、誰?
日本経済評論社」から本を出すような知り合いいたっけ??
と思っていたら…
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西洋史をやっている親友からでした。
おお、そういや去年の秋に会った時に、論文集出すって言ってたな~。
おめでとう!

著者とはもうかれこれ25年来の付き合いです。
小学校は違ったけど小学校の頃から遊んでて、中・高と同じ学校で、
大学で彼は東京に行きましたが、年末年始・GW・盆・その他と
いろんな機会にしょっちゅう会って、今に至る。
日本の院政期政治史とドイツの近代都市史とで、ジャンルは違うけど同じ歴史学をやっていて、
興味関心は重ならないけれど、やってることとか置かれてる立場は見当がつくという、
非常に気の置けない、実にありがたい相手です。
まあ、あまりに気が置けなさ過ぎて、時にはいろいろあったりしますけど。
結婚式の二次会でのスピーチを、当日一次会で頼まれるとか(笑)。
もちろん、お互いさまでこっちも相当甘えてるし、文句を言う気はさらさらないです。
それに、スピーチの時には昔の恥ずかしいエピソードをさんざん暴露して、
1を10にして報いてあげていますしね~。

それにしても、同期が論文集を出すような年齢になったんだなあ、としみじみ。
もっとも、彼は就職も論文集出版も同世代としては相当早い例ですが。
それも彼の研鑽の賜物です。ほんとに素晴らしい。
自分も負けずに頑張らなきゃ。

というわけで、一般書店に並ぶような本ではないと思いませんが、
大手書店や大学生協etc.で見かけられたら、ぜひ手に取ってあげて下さい。
森宜人『ドイツ近代都市社会経済史』(日本経済評論社)


あとがきを読んで、仲良くやってこれた理由を再認識。
お互いいい加減なところもあるけど、結局いろいろと「踏み外せない」人間なんだよなー、二人とも。