宇太水分神社(国宝三寺社一気制覇・その5)。
長谷寺→大野寺・室生寺と見て、多分一般的なお出かけならこれで打ち止めなのですが。
この地域にはもう一件、国宝建造物がありまして。
長谷寺駅と室生口大野駅のちょうど間の駅である榛原駅からバスで約15分、
宇太水分神社(うだみくまりじんじゃ)がそれです。
この地域にはもう一件、国宝建造物がありまして。
長谷寺駅と室生口大野駅のちょうど間の駅である榛原駅からバスで約15分、
宇太水分神社(うだみくまりじんじゃ)がそれです。
社伝では創立は崇神天皇7年(紀元前91年?)だそうですが、
とりあえず史料上の初出は大同元年(806年)のようです。
上(芳野)・中(古市場)、下(下井足)の三社で構成されていて、
社殿が国宝なのは古市場にある中社。
本殿は第一殿の棟木銘から元応2年(1320年)の建造であることが判明していて、
第二殿は永禄元年(1558年)に修理されたものだそうです。
祭神はそれぞれ、第一殿=天水分神、第二殿=速秋津彦命、第三殿=国水分神。
それぞれの建物が等間隔で横一線上に並んでいますが、
「水分造り」と呼ばれる連結社殿の原初形式なのだそうで。
そういえば、以前行った吉野水分神社もそんな社殿だったな~。
見た感じ、ものすごーく集合住宅を思わせる造りです。
これで奈良県東部の国宝3寺社を一気に制覇。めでたい♪