足利学校(その1)。

ほったらかしになってた足利レポの続きです。
さて、足利市のもう一つのお目当ては、足利学校
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中世日本における最高学府とも言うべき存在で、
ザビエルなどの宣教師によってヨーロッパにも紹介されていました。
…といっても、実はその由来がよくわからないのですが。
はっきりしているのは、一時衰退していたのを関東管領上杉憲実が中興したことです。
そんなわけで、案内キャラクターも上杉憲実で、この辺の事情も町の雰囲気に足利臭が薄い理由なのかも。

教育内容の中心は儒学なので、正面には孔子廟が位置しています。
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中には当然孔子の像が祀られているのですが、
面白いのが、「小野篁が創始した」という伝承があるので、篁の像を祀っているところです。
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色々と復元されている建物はあるのですが(詳細はコチラ)、
メインの学校部分はちょっと長くなるので別記事にして、付属の建物を先に。
こちらが「衆寮」。要するに学生寮ですね。
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んー、こういう学習机が欲しいですね。
多分使ってないときは邪魔だけど(笑)。

あと、近代建築ファンとしてとてもツボだったのが、遺蹟図書館。
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1915年(大正4)の建築だそうで、内装もなかなか素敵でした♪

というわけで続きます。