大会終了。

というわけで、日本史研究会の大会も全日程終了いたしました。
無事なのかどうかは…アクシデントもいろいろ聞きましたが(笑)、
雨にも負けず陽射しにも負けずご参加下さったみなさま、ありがとうございました。
主催者にとっても、やっぱり雨は辛かったです。
現場の人間として、やれるだけのことはやったんですが。
 
個人的には、司会という予想外の形で2年続けて壇上に座ることになりました。
ほとんど何もしませんでしたけどね。
報告者がしっかりしていると苦労知らずで済んで、ありがたいことです。
何というか、ダルビッシュ級のエースが投げてくれれば、監督は空気で十分なんですよ。
司会が強力に議論をコントロールして、フロアにいる人をバンバン指名するというスタイルもありなんでしょうが、
僕としてはそう言うのはまったく性に合わないので。
「言いたいことがあるなら、自分で手を挙げて発言して下さい」というのが信条なんですよね。
その意思がない人に無理に口を開かせるのは、いろんな意味で著しく個人的信条に反します。
 
その意味では、こちらから指名して発言をお願いしたのがお一方で済んだのは非常にありがたいことで、
これはひとえに報告内容が素晴らしかったからです。
質疑応答に「ゾンビ」が登場したことで長く語り継がれるのかもしれませんが
(笑 あれは討論要旨はどうするのかなー。まあがんばれ担当者。)
そんなことは抜きにして、今回の報告のインパクトは、活字化されて会誌に載ることで、更に増幅されるでしょう。
それが今から楽しみですし、そんな素晴らしい報告にこういう形で関われたのは、とても嬉しいです。
 
そんなわけなので、今回ご参加いただけなかったみなさま、
ぜひ来年2月号に掲載される内容にご期待下さいませ。