祇園祭でアルバイト(2日目その1・鉾建て)

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さて、アルバイト日記二日目は、長刀鉾組み立てのお手伝いです。
と言っても、別に実際の組み上げ作業はしません。
(当然と言えば当然。ケガしたら双方共に困る。)
蔵からの備品出しと、会所に出入りする人・物の整理、その他雑用がバイト君のお仕事です。

鉾建ての初日は10日で、11日はすでに出来上がった土台の上に組み上げて行きます。
土台の状態が写真1枚目。ここから作業スタートです。
(※写真はアルバイトの合間を縫って携帯で取っているので粗いです。ご容赦のほど)
これにまず中心の柱(写真2)を取り付けます。
この柱を会所から出す時に、往来の人を止めたりするのが、バイト君のお仕事です。
どうやって取り付けるのかと見ていたら、写真3・4枚目のように土台を倒して横から入れ、
ウインチを使ってまた立てるんですね(写真5)。この情景はなかなか圧巻。
その後、さらに屋根など周りの部材をつけ、11日の出来上がりが6枚目・7枚目です。
12日に装束をつけて曳き初めになります。
あと、見てお分かりの通り、車輪がございません。
これがどう付くのかは、またのお楽しみということで…。

バイト君は、2階の蔵から装束の備品なんかも出します。
蔵の写真が8枚目。中には長持ちがぎっしり。
長持ちの蓋の裏には年月日が入っているのですが、普通に「文化」やら「文政」やらの文字が。
だいたい1800年ごろなので、ざっと200年前のものですね。
流石だな~。畏るべし畏るべし。

ちなみに会所は2000年に立て替えられたものです。
新しくって快適でした。